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蓄熱式と熱破壊式の違いとは?使い分けや効果など徹底解説!

医療脱毛の照射方法は蓄熱式と熱破壊式の2種類がありますが、どちらを選ぶべきなのか、自分に合ったほうがどっちなのか、初めての脱毛だとわからないことばかりですよね。

そこで本記事では蓄熱式と熱破壊式の違いについて詳しく解説していきます。

ぜひ参考にしていただき、ご自身に合った照射方法を見つけてください。

自分に合った脱毛機器の選び方やどのクリニックがどの脱毛器を採用しているのか、以下の記事で詳しく解説しています。

目次

蓄熱式と熱破壊式の違いを5つの項目で比較!

蓄熱式と熱破壊式の違い
蓄熱式熱破壊式
仕組み弱いレーザーを連続して照射する強いレーザーを1回照射する
効果数週間から数ヶ月後にだんだんと減っていく翌日以降から徐々に抜けていく
痛みピリピリと熱を感じる程度針を刺すような痛み
全身脱毛の総費用10万円~50万円20万円~50万円
期間12~24ヶ月ほどで完了6~24か月ほどで完了

蓄熱式と熱破壊式にはさまざまな違いがあります。

それぞれ一長一短あるので、ご自身に合った照射方法を見つけましょう。

分かりやすく以下の5項目に分けて解説していきます。

【仕組み】蓄熱式は連続照射・熱破壊式はワンショット

蓄熱式熱破壊式
仕組み弱いレーザーを連続して照射する強いレーザーを1回照射する

蓄熱式と熱破壊式は、脱毛をする仕組みが異なります。

蓄熱式は弱いレーザーを連続して照射をすることで、皮膚表面に近い毛の発生や発育を司る幹細胞が集まった「バルジ領域」へ刺激を与え、これによって毛が作られなくなれます。

対して熱破壊式は強いレーザーを1回照射し、毛母細胞を破壊することで毛が作られなくなります。

【効果】熱破壊式のほうが即効性がある

蓄熱式熱破壊式
効果数週間から数ヶ月後にだんだんと減っていく翌日以降から徐々に抜けていく

脱毛の仕組みが異なるということは、効果に関しても多少の違いが生まれてきます。

熱破壊式は強いレーザーを1回照射して毛母細胞を破壊するため、翌日以降から照射した毛根の毛がするすると抜けていくようになります。

対して蓄熱式は毛の発生や発育を司るバルジ領域へ刺激を与える方法なので、毛が抜けるまでに多少の時間がかかります。

そのため、どちらも効果があることは間違いありませんが、すぐに抜ける熱破壊式のほうが実感がしやすいです。

【痛み】蓄熱式のほうが痛みは少ない

蓄熱式熱破壊式
痛みピリピリと熱を感じる程度針を刺すような痛み

痛みに関しては蓄熱式のほうが優れており、多少ピリピリと熱を感じる程度の痛みとなっています。

そのため、麻酔を必要としないケースがほとんどです。

対して熱破壊式は「針を刺すような痛み」「ゴムで弾くような痛み」と表現されることが多く、痛みが強いです。

部位にもよりますが、麻酔が必要になることも少なくありません。

そのため、痛みを抑えたいのであれば蓄熱式がおすすめです。

【費用】基本的に価格差はない

蓄熱式熱破壊式
全身脱毛の総費用10万円~50万円20万円~50万円

価格の差はほとんどありません。

しかし、熱破壊式は麻酔を使用することが多いこともあって、麻酔代分で高くなることもあります。

とはいえ、蓄熱式は回数が必要になることもあるため、反対に蓄熱式のほうが総額が高くなるという考え方もあります。

どちらにしても、価格差はほとんどないので、費用面はそこまで深く考える必要はありません。

蓄熱式は連続照射するという特徴を使ってスピードプランという格安なプランに使われることもあります。

【期間】熱破壊式のほうが短期間で終わりやすい

蓄熱式熱破壊式
期間12~24ヶ月ほどで完了6~24か月ほどで完了

脱毛の施術を受ける期間は熱破壊式のほうが短い傾向にあります。

順調1ヶ月に1回のペースで予約ができれば、半年で完了することも可能です。

蓄熱式はじわじわと効果が出てくるため、早くても1年ほどはかかってしまうと考えましょう。

予約のペースによっても、人によっても脱毛完了までの期間は異なるため、あくまで参考程度に考えてください。

蓄熱式のメリット

どちらを選ぶべきか迷っている場合は、それぞれのメリット・デメリットをチェックすることが大事です。

まずは蓄熱式のメリットについて見ていきましょう。

痛みが少ない

蓄熱式の最大のメリットは痛みが少ない点です。

医療脱毛というのは、途中でやめてしまう人もいるほど痛みが強いです。

そのため、痛みに敏感な場合は痛みが少ない蓄熱式を選ぶことをおすすめします。

基本的に麻酔が不要なほど痛みが少ないです。

硬毛化のリスクが低いといわれている

医療脱毛は「硬毛化」という、毛が濃く・太くなるリスクが存在します。

硬毛化の原因は定かになっていませんが、蓄熱式だと硬毛化のリスクが少ないといわれています。

そのため、硬毛化を避けたいのであれば蓄熱式を選ぶのも一つの手です。

ただし、あくまでリスクが低いというだけで、硬毛化する可能性はゼロではありません。

たとえ硬毛化をしても、照射を続けることで硬毛化した毛を脱毛することは可能です。

蓄熱式のデメリット

続いて蓄熱式のデメリットを解説していきます。

デメリットも理解したうえで蓄熱式を利用するべきなのか決めましょう。

即効性がない

蓄熱式は即効性がないというのが大きなデメリットです。

人によって効果が出るまでの期間が異なるため一概にはいえませんが、たとえば冬のうちに脱毛をして夏までにツルツルの肌を目指したい場合は、熱破壊式のほうが間に合う可能性が高いです。

また、即効性がないと「本当に効果が出ているの?」「このクリニックで施術を受け続けていいの?」と不安になることも少なくありません。

すぐに効果を実感できる熱破壊式なら、不安なく脱毛を続けやすいです。

効果を実感するまでの回数が多くなりがち

蓄熱式は脱毛完了までの回数が多くなりがちです。

クリニックでも、熱破壊式の機械ならコースの回数を5~6回とし、蓄熱式なら7~8回として、回数の差異があることも少なくありません。

たとえ料金が一緒でも、何度もクリニックへ通うというのは面倒になります。

手間を減らしたいなら、通う回数を少なくしやすい熱破壊式を選びましょう。

熱破壊式のメリット

続いて熱破壊式のメリットを確認しておきましょう。

蓄熱式と比較して、どちらにするべきなのか決めてください。

1回目から効果を感じやすい

熱破壊式は即効性があり、施術の1回目から効果を実感しやすいです。

人によりますが、中には施術の翌日から毛が抜けるのを実感できます。

医療脱毛というのはクリニックの口コミを見ると「効果がなかった」という声を目にすることも少なくないため、すぐに効果を感じられるかどうかは不安を払しょくするためにも重要です。

昔からある脱毛法で信頼度が高い

熱破壊式は昔からある医療脱毛の方法です。

というのも、もともとは医療脱毛というのは熱破壊式という方法しかなく、近年になって蓄熱式という方法も使われるようになりました。

そのため、熱破壊式は昔からの実績・信頼度があり、長期間効果が続くことが分かっていますが、蓄熱式は今後どれだけ効果が長く続くのかは定かではありません。

医療脱毛は永久脱毛といわれることもありますが、実際に永久の効果があるというわけではありません。

少ない回数で完了しやすい

熱破壊式は少ない回数で完了しやすいです。

結果としてクリニックへ通う手間を減らせますし、脱毛を思い立ってからツルツルの肌を手に入れるまでの期間を短くしやすいです。

予約の取りやすさによっても変わりますが、冬に脱毛を始めて夏までにツルツルの肌にすることも可能です。

熱破壊式のデメリット

続いて熱破壊式のデメリットを解説します。

蓄熱式と同様に、メリット・デメリットの双方を確認して、利用するべきなのか決めましょう。

痛みが強い

熱破壊式の最大のデメリットは痛みが強い点です。

医療脱毛をした人の中には「痛くて途中でやめた」という声もあるため、医療脱毛の痛みは決して軽視してはいけません。

場合によってはコースの契約をしたのに、痛みが強くて最初の1回だけで終わってしまうこともあります。

そのため、痛みに敏感な人はテスト照射をしてもらったり、都度払いのクリニックを利用したりして、今後続けられるか確認しておきましょう。

硬毛化のリスクがある

熱破壊式は蓄熱式に比べると硬毛化のリスクが高いといわれています。

硬毛化したところで照射を続けて、硬毛化した毛も脱毛してしまえば特に問題はないのですが、どうしても硬毛化が嫌な場合はリスクが低い蓄熱式を選びましょう。

麻酔のシステムによっては高くなることも

麻酔のシステム例
  • 笑気麻酔・麻酔クリームともに完全無料
  • 麻酔クリームのみ完全無料
  • 施術ごとに麻酔クリームや笑気麻酔の料金がかかる
  • 麻酔クリームは最初の1回のみかかり、以降は持ち越しで使い続けられる
  • 全身麻酔で完全に痛みを感じない代わりに高額

熱破壊式は麻酔を使うケースが多いため、麻酔のシステムによっては総費用が高額になることがあります。

笑気麻酔や麻酔クリームが完全に無料なクリニックが一番費用を抑えやすいので、できるだけ麻酔無料のクリニックを探して費用を抑えましょう。

ただし、施術ごとに麻酔クリームや笑気麻酔の料金がかかるのが一般的で、おおむね1回で3,000円ほどの料金がかかり、全身麻酔だとさらに高額になることもあります。

なお、中には全身麻酔で完全に痛みを感じない状態にして、脱毛をしてもらえるクリニックもあります。

麻酔代を想定していないと想像以上に高額になってしまうので、カウンセリング時に麻酔のシステムはチェックしておきましょう。

蓄熱式と熱破壊式どっちがおすすめ?どう使い分ける?

蓄熱式と熱破壊式どっちがおすすめ

「熱破壊式と蓄熱式はどっちがいいの?」「どう使い分ければいいの?」このように悩んでいる人もいるかと思います。

以下を参考にして自分に合った方法を選んでください。

痛みに耐えられるなら熱破壊式がおすすめ!

痛みに耐えられる自信があるなら熱破壊式を選びましょう。

基本的には効果を実感しやすい熱破壊式のほうが後悔をしにくいためです。

クリニックによってはテスト照射をできるため、活用して熱破壊式の痛みをチェックしてみてください。

また、テスト照射ができない場合は、都度払いのクリニックを選んで熱破壊式に一度挑戦することが大事です。

照射をしてみて痛みに耐えられると思ったらそのまま熱破壊式で脱毛を進めていきましょう。

熱破壊式の中でも特に人気があるのが、ジェントルマックスプロという脱毛器です。以下の記事では各エリアのジェントルマックスプロ採用クリニックをまとめています。

蓄熱式は痛みを抑えたい人におすすめ!

蓄熱式は痛みを抑えたい人、言い換えるなら熱破壊式の痛みに耐えられなかった人が選びましょう。

前述したように、熱破壊式は効果を実感しやすいということもあり、可能な限りは熱破壊式を選びたいところです。

しかし、痛みに耐えられない場合や肌が敏感な場合は、熱破壊式を選ぶと肌が荒れてしまったり、コース契約をしたのに消化できなかったりします。

そのため、熱破壊式に耐えられないと思ったら無理をせずに蓄熱式を選びましょう。

蓄熱式と熱破壊式の違いに関するよくある質問

蓄熱式は効果ないって本当?

蓄熱式は即効性がないために効果を感じにくいです。とはいえ、効果がないというよりも、実際は効果を実感しにくいというだけで、長期的に見れば十分な効果があります。

熱破壊式は産毛には意味がない?

産毛への効果は蓄熱式のほうがあるといわれていますが、熱破壊式でも効果はあります。これはクリニックによって見解が分かれる部分でもあるため、産毛に対してどちらが良いか過度に悩む必要はありません。

レーザーは何を選べば良い?

根深い毛には「ヤグレーザー」色の濃い毛には「アレキサンドライトレーザー」痛みを抑えたい場合は「ダイオードレーザー」がおすすめです。

まとめ

まとめ
  • 蓄熱式と熱破壊式の大きな違いは痛みと即効性
  • 痛みを抑えたいなら蓄熱式がおすすめ
  • 即効性を重視しているなら熱破壊式がおすすめ

蓄熱式と熱破壊式にはさまざまな違いがありますが、最も大きな違いは痛みと即効性です。

蓄熱式は痛みが少ない代わりに即効性がなく、効果を実感できるまでに時間がかかります。

対して熱破壊式は痛みが強い代わりに即効性があり、早ければ照射をした翌日から毛が抜けていきます。

それぞれの違いを理解し、最適な照射方法を選びノンストレスで脱毛を進めていきましょう。

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